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結婚式

ご 案 内

この度のご良縁
 心よりお祝い申上げます。

金刀比羅神社では
お二人が歩まれる
人生の門出に
厳粛で清楚な挙式を
心を込めて
ご奉仕させていただきます。

 挙 式 料 三 万 円
 ご両家挙式控室、新婦着付室、写場、披露宴会場 を
 ご利用いただけます。

ご披露宴
 洋室(50名様まで)の披露宴会場が
 ご利用いただけます。

○挙式はお二人様のみから30名様までご参列頂けます。

 

 挙 式 次 第

時刻 一同着席(この間奏楽)
  両家親族が着席してから、新郎新婦が参進します

○修  祓(一同起立)
  式に当たり祭具・神饌・参列者をお清めします

○献  饌この間奏楽)
  斎主が神饌を献じます

○祝詞奏上(一同起立)
  斎主が祝詞を奏上します
○三献の儀(新郎新婦起立・この間奏楽)
 三つ組み盃にて三献
○誓詞奏上(一同起立)
  新郎新婦が神前に進み奏上します
○新郎新婦拝礼
 指輪交換

  新郎新婦が玉串を奉りて拝礼し
  希望の方は指輪の交換を行います
○仲人・親族拝礼(一同起立)
  仲人のご代表に合わせて親族一同が拝礼します

 次、親族盃の儀
○双方に膳を据え神酒を進む
(この間奏楽)
○双方一礼の上乾盃(一同起立・この間奏楽)
 取肴を採る
○斎主 祝辞
○両家親族紹介(希望により)
○一同退下

婚礼のいわれ

神代のむかしから
『古事記』『日本書紀』の神話には結婚の最初の姿が著されています。伊邪那岐命、伊邪那美命の国生み神話です。

まだこの地上は混沌として、水に油が浮いたようにただよっていました。
ある時、高天が原の神々はイザナギノミコトとイザナミノミコトに天の沼矛(ぬぼこ)を授けて、この地上をしっかり固めて立派な大地を造ることをお命じになられました。

お二人の神様は天の浮き橋にお立ちになり、天の沼矛で海水をかきまわし。引き上げられた矛の先からしたたり落ちる水が、見る見るうちに固まって「オノゴロ島」(日本列島)ができました。
この島に天の御柱という宮殿をお建てになりました。イザナギノミコトが「私と貴方と、この天之御柱を廻って結婚しましょう。貴方は 右から廻り、私は左から廻り逢いましょう」という約束をされ、出会われたところで「なんとまあ、かわいい娘だろう。」「ほんとにまあ、いとしい方ですこと」と呼び合って結ばれました。

そして、八百萬の神々をはじめこの国の全ての物をお生みになられました。


という神話があります。
これ以来、夫婦の契りを結ぶときには、厳粛な結婚の儀を行うようになったのです。

結婚式のうつりかわり
 江戸時代頃には、新郎の自宅に身内の者が集まり、高砂の尉(たかさごのじょう)と姥(うば)の掛け軸を床の間に掛け、鶴亀の置物を飾った島台(しまだい)を置き、その前で盃事をして結婚式をする、いわゆる「祝言」が行われました。

 家の床の間は神様のいらっしゃる神聖な場所で、掛け軸や島台も神さまのより所であったのです。
 つまり、神社でなくとも家庭で行われていたころから「神前結婚式」だったのです。

神社での挙式
 現在のように「神社での結婚式」が行われるようになったのは、嘉仁親王(ヨシヒトシンノウ・後の大正天皇)と公爵九條道孝の第四女節子姫(後の貞明皇后)の御成婚からです。
 お二方は明治33年5月10日に宮中の賢所で御成婚の儀式を挙げられ、この模様が全国に報道されて人々があやかりだしてからのことなので
す。 

いわば自宅で行われていた「祝言」の神事の部分を神前挙式として、盃事の宴の部分を披露宴として行われているのが現在の形といえるのです。